信州大学医学部第二外科

心臓血管外科部門・乳腺内分泌・呼吸器外科部門のスペシャリスト、
信州大学医学部外科学講座(外科学第二)です。

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外来・病棟案内

乳がんにおけるセンチネルリンパ節生検

早期乳がんの患者さんの手術後の障害を少なくするために、放射性同位元素と色素を併用したセンチネルリンパ節の同定と、免疫組織染色を併用した微小リンパ節転移の検出を行っています。

センチネルリンパ節生検1 センチネルリンパ節生検2 センチネルリンパ節生検3

MRIを用いた画像診断による乳がんの正確な広がり診断

乳腺MRI検査1乳房温存手術(乳房部分切除術)は既に乳がんの標準的術式として広く行われており、多くの患者さんが乳房温存手術を御希望されるようになってきています。そのため、手術前に乳がんの範囲を正確に診断することが、ますます重要になっています。そこで、当科では放射線診断医や病理診断専門医と連携していち早く乳がんの術前診断にMRIを取り入れ、これまでにMRI所見と病理組織所見との詳細な比較検討を行ってきました。得られた知見を臨床に応用し、現在は患者さんの御希望を聞いた上で、MRIを用いた手術前の広がり診断の結果をふまえ、乳がんの手術方針を決定しています。

その他の取り組み

マンモトーム生検を用いた早期乳がんの診断

乳がんに対する関心の高まりやマンモグラフィー検診の普及に伴い、まだしこりを形成していない早期の乳がんが発見されることが増えてきました。当科ではマンモトーム生検を用いて、このような早期乳がんの診断に取り組んでいます。

乳房再建

形成外科と連携して、患者さんの御希望を聞いた上で整容的に優れた乳房再建を行っています。当科からの報告が海外でも紹介されています。
URL : http://www.medicalnewstoday.com/articles/124117.php

甲状腺腫瘍の治療と研究

当科の甲状腺腫瘍の診断と治療は教室開設以来60年の歴史があります。蓄積された経験と新しい知識を活かした適切な外科治療を実践しています。進行または再発した甲状腺がんに対しても、放射線科や腫瘍内科と連携して積極的に治療に取り組んでいます。また、豊富なデータを用いた基礎および臨床研究を行っています。

甲状腺未分化がんに対する集学的治療

甲状腺未分化がんは最も悪性度の高い腫瘍として知られており、現在もその経過は極めて不良です。当科では甲状腺未分化がんの治療成績の改善を目指した集学的治療に取り組んでいます。

バセドウ病に対する外科治療

副作用のためにお薬での治療が困難なバセドウ病やお薬の効果が得られにくいバセドウ病に対して、専門性の高い手術を行っています。

遺伝子診療部との連携

乳がん、甲状腺髄様がんや副甲状腺腫の一部では、病気の発症に遺伝が関係していることがあります。遺伝と病気との関連が心配な方には、当院の遺伝子診療部でお話を聴いて頂くことができます。

抗がん剤の感受性や耐性に関連した因子の解析

それぞれの乳がん患者さんにとって最も有効な抗がん剤を選択することが可能になることを目指して、薬剤の感受性や耐性に関連した因子の研究を行っています。


このように乳腺内分泌外科では、診断、入院、手術、外来治療と一貫して、患者さんに満足して頂ける診療を提供すべく努力しております。

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呼吸器センターについて

呼吸器センター
呼吸器内科・呼吸器外科・放射線科
合同カンファレンスの様子

呼吸器センター

信州大学医学部附属病院では,呼吸器内科と呼吸器外科が一体となり,平成19年9月に呼吸器センターが開設されました.複雑かつ高度化する呼吸器疾患の円滑な診療を目指し,診断から治療に至るまで一貫して対応します.  当センターでは,気管支鏡を用いた診断・処置,胸腔鏡を用いた肺切除など,先端技術を駆使した医療を提供しています.また,当院においてのみではなく,長野県のコア・センターとして,地域に密着した最先端医療を実践しています.


呼吸器センター


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胸腔鏡手術(VATS)について

胸腔鏡手術(VATS)
呼吸器センター

私たちは,根治性を損なわずに,患者さんの負担が少ない手術を目指し,十分な切除を小さな手術創で行うために,早くから胸腔鏡手術(VATS; Video Assisted Thoracoscopic Surgery)に積極的に取り組んでおります.VATSには,小さめの開胸創から直接観察する直視下手術を併用したものも含まれますが,現在当科では,終始モニター画面を見ながら手術を行う完全鏡視下手術(complete VATS)が主体となっております.

Complete VATSは,痛みが少なく,早期離床により合併症のリスクが軽減されることが特徴で,また美容的な面でも大きなメリットがあります.しかし,技術修得にやや時間がかかるため,広く普及していないのが現状です.幸い,当科では,院内で鏡視下手術シミュレーターを用いたトレーニングを行える環境が整っており,より安全で正確な手術技術を修得し維持するため,日々努力しております.